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安成弘・医用財団常務理事(東大名誉教授)が死去東京大学名誉教授の安成弘・医用原子力技術研究振興財団常務理事が、16日、死去した。享年85歳。 23日午後6時〜7時に通夜、24日11時半から午後1時まで葬儀・告別式が、東京都練馬区小竹町の江古田斎場で執り行われる。喪主は長男の秀和氏。 安成弘(あん・しげひろ)氏は、東京大学物理学科を卒業後、1963年4月同大学工学部助教授、67年10月同大学教授、92年6月旧日本原子力産業会議常任相談役、96年3月から医用財団常務理事。 安氏は東大助教授時代に64年9月にスイスで開かれた第3回原子力平和利用国際会議の参加代表団(代表=駒形作次・原子力委員ほか4名)に参加した。原子炉工学の専門書を多数執筆したほか、東南アジア協力などに熱心に取り組んだ。また、軽水炉だけでなく高速増殖炉、高温ガス炉などの研究開発にも尽力。ロシア語索引も充実させた原子力辞典(日刊工業新聞社刊、95年初版)の編集委員長も務めた。 |
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