原子力エネ安全実務功労表彰 17名が受賞

原子力関連事業の現場における安全確保・向上に功績のあった者を表彰する「原子力エネルギー安全実務功労者経済産業大臣表彰」が21日、都内のホテルで行われた。毎年5月の「原子力エネルギー安全月間」(推進委員長=藤井眞澄・火力原子力発電技術協会会長)啓発事業の一環。

吉川貴盛・経済産業副大臣が受賞者らに対して、「原子力の安全性、信頼性の向上に一層の尽力を」と、後進の育成に期待して賞状を授与した(=写真)。

来賓挨拶で、鈴木篤之・原子力安全委員長は、同委が取り組む国民への説明責任を果たす上で、「最前線の現場の支援が不可欠」としたほか、中越沖地震を踏まえた原子力施設の耐震安全確保の取組にも触れ、「現場の技術者が安全の土台を支えている」として、受賞者らの功績を称えた。

受賞者は以下の通り(50音順)。

▽岡田盛助(原子燃料工業)▽乙燈q臣(原子力安全基盤機構)▽門脇準一(北海道電力)▽衣田憲司(富士電機システムズ)▽佐川民雄(日本原子力研究開発機構)▽佐藤骼。(九電産業)▽佐藤友保(東電設計)▽杉山武嗣郎(中電プラント)▽鈴木一敬(原子力機構)▽橋光雄(カワサキプラントシステムズ)▽田中信弘(関西電力)▽長山洋治(日本原燃)▽野崎新五(四電エンジニアリング)▽峯政紀(東芝三菱電機産業システム)▽山下部晃一(BWR運転訓練センター)▽山口和則(原子力サービスエンジニアリング)▽吉田和夫(発電設備技術検査協会)。


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