IAEA 次期事務局長候補が意思表明

国際原子力機関(IAEA)の理事会は5月26日に全加盟国公開の非公式会合を開催し、次期事務局長候補者五名が意思表明演説を行った。

今年11月末に任期満了で退任するM.エルバラダイ事務局長の後任として、5か国の政府の任命により、日本の天野之弥在ウィーン代表部大使のほか、南アフリカ共和国のA.ミンティIAEA理事、ベルギーのJ−P.ポンスレ元副首相、スロベニアのE.ペトリッチ元IAEA理事会議長、およびスペインのL.エチャバリ経済協力開発機構・原子力機関(OECD/NEA)事務局長が立候補の届け出済みだ。

次回は今月9日に理事国による非公開の会合が予定されており、ここでは拘束力のない無記名の調査投票を実施。正式な投票は、6月末から7月初頭にかけて実施する可能性が高いとしている。


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