研究助成目録を贈呈 医用原子力技術に関する研究

医用原子力技術研究振興財団(理事長=森亘・元東京大学総長)は3日、2009年度「医用原子力技術に関する研究助成」贈呈式(=写真下)を行った。

森理事長の挨拶の後、選考委員より本年度の研究助成選考経過が報告され、研究助成の受賞者には賞状と助成金目録が贈られた。本年度の受賞者と研究内容は以下のとおり。

▽中村光宏・京都大学大学院医学研究科放射線腫瘍学・画像応用治療学「呼吸同期IMRTにおけるQA/QCプロトコールの確立」

▽木下学・大阪大学医学部附属病院脳神経外科「11C‐methionine PETとMRI拡散テンソル画像の融合画像を用いた悪性グリオーマに対するIMRT治療計画における有用性の検討」

▽橋本慎平・首都大学東京大学院人間健康科学研究科放射線学域「強度変調放射線治療におけるガラス線量計を用いた吸収線量測定法に関する研究――ガラス線量を用いた第三者的線量評価システムの構築に向けて」

▽中井啓・筑波大学大学院人間総合科学研究科「ホウ素含有Lipo‐peptideを用いた新規ホウ素送達システムの開発」


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