原燃 六ヶ所再処理で アクションプラン説明

経済産業省の原子力安全・保安部会「六ヶ所再処理施設総点検に関する検討会」(主査=神田啓治・エネルギー政策研究所長)は9日、日本原燃より再処理施設の高レベル廃液漏えいの根本原因分析と対策、これを受けたアクションプランについて説明を受けた。

原燃は、本事象に関する組織要因分析を実施、@コミュニケーションの充実Aリスクを低減する活動の基盤強化B必要な資源の確保C組織の連携強化D教育・訓練の充実――を軸にプランを打ち出している。

また、検討会では、保安院が6月に実施した保安検査の結果を説明、その中で、原燃が業務目標に設定する六ヶ所再処理施設の工期に関して、「現実に即さない事項を社内における業務目標として掲げることは不適切」との考えを示している。


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