仏電力 新会長にプログリオ氏就任へ

仏政府は9月28日、仏電力(EDF)のP.ガドネイ会長兼CEOの後任として、同社のH.プログリオ氏を推薦すると発表した。EDFが前日の理事会で、同氏を11月5日の株主総会に理事の1人に推薦する判断を下したのを受けたもの。

同社の理事としてはこのほか、英国エウェルムのM.ジェイ卿など5名が推薦されたが、同卿は元駐仏英国大使で、英国で検討されている4件の原子炉建設計画でEDFのアドバイザー役を務めると伝えられている。

プログリオ氏(60)はHEC経営大学院卒で、仏一般水道社(CGEA)や公益・水供給事業グループであるベオリア・エンバイロンメント社の会長兼CEOなどを歴任した。04年からEDF取締役。議会の承認を得た後、大統領令の変更をもって11月22日付けでEDFの次期会長兼CEOに就任する。


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