九州電力 川内2号SG取替えへ 工事は12年度から

九州電力は5日、川内原子力発電所2号機蒸気発生器(SG)取り替えの原子炉設置変更許可を経済産業大臣に申請した。また、当申請に係わる事前協議書を鹿児島県および薩摩川内市に提出した。工事時期は2012年度から13年度となる見通し。

主な変更は、これまで伝熱管に使用していたインコネル合金を、クロム含有量を増量させて更に耐食性を向上させたインコネルTT690合金にする。また伝熱管振止め金具を2本組から3本組へ、伝熱管支持板を7枚から8枚へと増やし、信頼性向上を図る。古いSGを保管する固体廃棄物貯蔵庫も拡張する。


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