[原子力産業新聞] 2009年11月26日 第2503号 ＜3面＞

米ＴＭＩ発電所　停止中に作業員が軽度被ばく

米ペンシルベニア州でエクセロン社が操業するスリーマイルアイランド（ＴＭＩ）原子力発電所１号機で２１日午後、原子炉建屋内の大気中放射線汚染警報が鳴り、発電所内にいた従業員約１５０名が退避・帰宅した。

同機は１０月２６日から燃料交換と保守点検、蒸気発生器の取替え作業のため停止中。作業員一名が１６ミリレムの外部被ばくを受けた（※エクセロン社所有の発電所内における年間職業被ばく許容線量は２０００ミリレム）が、格納建屋外部の汚染影響はなく、周辺住民の健康と安全が確認されている。

お問い合わせは、情報・コミュニケーション部（03-6812-7103）まで