経産相との懇談で 電力、既設原子力の活用強調

直嶋正行経済産業大臣と電気事業連合会との懇談会が11月27日、都内のホテルで開催された。経産省幹部と電力業界との懇談は、現内閣発足後、初めて。

森詳介・電事連会長は、地球温暖化対策の重要性を掲げ、電力業界としての取組姿勢を述べるなどした。原子力発電関連で、電事連からは、既設プラント活用の重要性があげられ、新検査制度も踏まえた設備利用率の向上に努めるとしたほか、新増設については、その着実な推進が図られるよう、立地地域の理解促進に向け、国の前面に出た取組を求めた。

これに対し、直嶋大臣は、温室効果ガスの25%削減は、国際的合意が前提と述べた上、「当面全力を尽くす」として、電力業界に理解を求めるなどした。


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