雄大な自然に抱かれて 芸術家も輩出 魅力に富む岩宇の4町村

泊発電所が立地する泊村は、エネルギー供給地としてその歴史は長い。

北海道では最古の茅沼(かやぬま)炭鉱を擁し、明治から昭和にかけて、北海道の重要なエネルギー供給地の役割を果たした。時代は石炭から原子力へ移り、今や北海道の最大のエネルギー供給拠点となった。

“積丹ブルー”といわれる青い海。奇勝織り成す海岸線が続く一帯は、国定公園に指定され、雄大な自然がひろがる。泊発電所の地元は、こうした景勝の地でもある。泊村、岩内町、共和町、神恵内町は岩宇(がんう)地域と呼ばれ、山海の幸に富み、温泉も。訪れる旅人の旅情を満喫させてくれるこの雄大な自然は、洋画家の木田金次郎(岩内町出身)、西村計雄(共和町出身)を育んだことでも知られる。

俳人の中村草田男は「はまなすや 今も沖には 未来あり」と詠んだ。ハマナスは北海道の道花だが、過去から未来へ、同地域は北海道のエネルギーと産業の進展を支え続ける。


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