電事連他 ガラス固化体輸送で発表 英国からの返還開始へ

海外再処理に伴う高レベル放射性廃棄物のガラス固化体の英国から日本への返還輸送が近く行われる。電気事業連合会と日本原燃が6日発表した情報公開によるもので、英国からのガラス固化体の輸送は今回が初めて。

国内原子力発電所の使用済み燃料の海外再処理に伴う、フランスからのガラス固化体輸送は、95〜07年にかけて計12回実施され、すべて終了した。

英国からの返還輸送は今後10年かけて行われる予定で、今回の輸送ルート、日本への到着時期などについては、核物質防護上、英国出発後に公表される。

今回の返還ガラス固化体は英国セラフィールド再処理工場で製造されたもの28本で、3月ごろに日本到着を予定している。


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