安全委 「もんじゅ」再開で見解 「高い安全意識」を

原子力安全委員会は4日の臨時会議で、「もんじゅ」の運転再開に際し、日本原子力研究開発機構と規制行政庁が図るべき今後の対応について、見解をまとめた。

「もんじゅ」は1月末、機構による性能試験前準備・点検が終了し、国の安全性総点検評価も終盤にさしかかっている。

このほど安全委員会がまとめた見解では、原子力機構には、「緊張感を保ちつつ高い安全意識の維持強化」に努め、専門的知識の向上を不断に図れるよう「体制の一層の充実」と、さらに、地元の信頼を得るよう、情報発信の透明性の維持・向上を求めた。また、原子力安全・保安院には、専門的知見の蓄積と向上を図るよう、規制資源の一層の充実などを求めている。


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