[原子力産業新聞] 2010年2月11日 第2513号 ＜4面＞

ＳＰｒｉｎｇ‐８　産学ビームラインが竣工　ソフトマター開発めざす

フロンティアソフトマター開発専用ビームライン産学連合体により建設が進んでいた「フロンティアソフトマター開発産学連合ビームライン（ＦＳＢＬ）」が４日、ＳＰｒｉｎｇ‐８のＢＬ０３ＸＵで竣工した。

同連合体は、旭化成、関西学院大学、キヤノン、クラレ、昭和電工、住友化学、住友ゴム工業、住友ベークライト、デンソー、東洋紡績、東レ、日東電工、ブリヂストン、三井化学、三菱化学、三菱レイヨン、横浜ゴム、帝人、ＤＩＣの１９研究グループと、九州大学、北九州市立大学、京都工芸繊維大学、京都大学、首都大学東京、Ｓｔｏｎｙ　Ｂｒｏｏｋ　Ｕｎｉｖｅｒｓｉｔｙ、東京工芸大学、東京農工大学、東京大学、豊田工業大学、名古屋工業大学、広島大学、三重大学、山形大学の１４機関所属の学術メンバーからなる。

今回は世界初の本格的な産学官連携による戦略的放射光利用となり、高分子科学のさらなる発展とソフトマター・高分子新素材の開発をめざす。

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