原産協会 向坊隆記念事業の派遣者決定

日本原子力産業協会が世界原子力大学(WNU)夏季研修に「向坊隆記念国際人育成事業」として派遣する若手参加者4名が正式に決まった。今年7月3日から8月14日の6週間、昨年と同様、英国オックスフォード大学で開催される夏季セミナーへの参加を支援する。

2回目となる今回は、産業界・学会から8名の応募があり、書類審査、英語力審査により、4名が選考された。

今回、派遣されるのは、大釜和也・原子力機構炉心燃料設計・計画グループ研究員、荻野晴之・電力中央研究所放射線安全研究センター研究員、佐藤隆彦・日本原燃燃料製造部燃料技術グループ、鈴木彩子・日立GEニュークリア・エナジー原子力設計部技師。

この「向坊隆記念国際人育成事業」は、原子力委員長代理を務めた故向坊隆・日本原子力産業会議(現原産協会)会長の遺功を後世に託すため、若手原子力技術者、研究者の育成を目的として、原産協会が日本総合研究所の支援により08年度に創設したもの。


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