上関町議選 原子力推進派安定多数確保

中国電力が上関原子力発電所の建設計画を進めている山口県上関町議選挙が14日、投開票され、定員12人のうち、推進派9名が当選し、安定多数を確保した。有効投票数2933票、投票率は90.2%だった。

投票前は定員14名で賛成派9人、反対派4人、欠員1名であったものが、今回定員が2減の12名となり、17名が立候補した。推進派は定員減でも現有9議席を確保した。

中国電力は昨年12月18日、同社4号機目となる上関1号機(ABWR、137.3万kW)の設置許可申請を経済産業省に行い、18年3月の運転開始を目指している。


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