インド ラジャスタン6号送電開始

インド中央部のラジャスタン地方で試運転中だったラジャスタン原子力発電所6号機(PHWR、22万kW)が3月28日に送電網に接続された。

同機は今年1月23日に初臨界を達成していたもので、インドの原子力設備容量は19基、456万kWとなる。インドではこのほか、同機と同型のカイガ原子力発電所4号機、ロシアの技術を導入しているクダンクラム原子力発電所1、2号機(各VVER、100万kW)、および出力50万kWの高速増殖原型炉(PFBR)の建設工事が終盤に達しており、1〜2年以内にこれら4基が完成すれば設備容量は一挙に728万kWに到達する計画だ。

なお、ラジャスタン発電所でもこのほか、出力を70万kWにスケールアップしたPHWRである7、8号機の建設が計画されている。


お問い合わせは、情報・コミュニケーション部(03-6812-7103)まで