住友商事 カザフスタンと合弁 新会社SARECO設立

住友商事とカザフスタン国営原子力公社カザトムプロムは3月24日、鉱物資源調査や技術確立などのFS実施を目的とした新合弁会社「Summit Atom Rare Earth Company(SARECO)」の設立書類に調印した。持ち分比率は住友商事が49%、カザトムプロムが51%。

両社は2009年8月、カザフスタンにおけるウラン鉱残渣を活用したレアアース回収事業の検討に合意。今後早期に年間3000MTのレアアース分離品の生産体制を確立し、将来的に現地でレアアースを活用した高付加価値品の生産を行うことも視野に入れている。

カザフスタンのレアアースはディスプロシウムやネオジムなどが豊富に含まれており、日本の資源確保戦略上からも重要視されている。


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