【第43回原産年次大会】 セッション1 気候変動問題解決の切り札として、原子力をどう位置づけるか

気候変動問題は、国境を越えて人類の安全保障を脅かす喫緊の課題であり、国際社会の一致団結した取組が急務となっている。わが国は、温室効果ガスを2020年までに1990年比で25%削減するという目標を掲げたが、具体策は明確化されていない。既に、原子力発電はCOの削減に大きく貢献しており、その有効活用(既設炉の高度利用、新増設)なくしては、その目標達成は到底不可能といえる。

2050年ともなれば様々な解決策が現れるかもしれないが、長期的展望も踏まえつつ、まずは20年頃を目指し、気候変動問題の解決に向け、原子力をどのように位置付けるのか、「原子力の専門外」のアングルも交えて議論した。議長は、鳥井弘之氏(元日本経済新聞論説委員)。


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