[原子力産業新聞] 2010年4月29日 第2524号 ＜6面＞

脱化石燃料政策　「原子力推進を」　技術同友会が政府に提言

技術同友会エネルギー委員会（委員長＝石坂誠一・富山国際大学名誉学長）は２８日、脱化石燃料対策に関する各発電システムに関する提言を発表し、経済性、エネルギー安定供給、二酸化炭素排出削減の面からも、原子力発電の積極的推進の必要性を強調している。

そのため、現在、原子力発電が抱える課題の早期解決を訴え、（１）稼働率向上のための規制システムの構築と多面的見直し（２）使用済み燃料の処理方法の確立と迅速な実施（３）安全・安心な原子力発電の国民的合意を促進する手段の強化――などの政策強化を求めている。

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