IHIが圧力容器受注 135万kW級 米国初のABWR用

IHIは20日、東芝より米国初の改良型沸騰水型(ABWR・135万kW)原子力発電所用圧力容器1基の設計・材料調達・製作を受注した。

同圧力容器は2016年に運転開始予定のサウス・テキサス・プロジェクト原子力発電所3号機向けのもので、内径約7メートル、高さ約20メートル、製品重量約900トン。横浜第一工場で製造され、2012年5月に出荷される予定。

IHIは、BWR向け原子力圧力容器において、世界最多となる24基の製造実績がある。昨年よりPWR型用原子炉格納容器の製作も開始しており、両炉型の原子力発電機器製造に対応している。


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