ハノイでベトナム展示会が開催 日本企業も積極参加

5月27日から29日の3日間、ベトナムのハノイ市で、「ニントアン原子力発電所初号機建設に向けて」をテーマに、第4回国際原子力展示会が開催された。ベトナム科学技術省と商工省が主催し、ベトナム原子力機構およびベトナム電力公社の原子力発電・再生可能エネルギー計画先行投資委員会が実施した。

日本からは、原産協会、電事連、原電、日立、三菱重工、東芝、JICCが日本連合として出展し、各種模型、展示パネル等を展示した。ほかに参加した国は、ベトナム始め、ロシア(ロスアトム)、フランス連合(CEA、EDF、アレバ他)、中国(東方電気/ 広東核公司)、米国(WH、エンタジー)、カナダ、ブルガリア。当初出展予定の韓国は、キャンセルした模様。

展示会初日の開会式には、ベトナム側からミン国会科学技術環境委員長、フォン科学技術大臣、ティエン科学技術副大臣、ハオ商工副大臣らが出席し、出展した国の駐越大使らによるテープカットが行なわれた(=写真)。

開会式後、展示ブースの内覧が行われ、ベトナム側幹部が日本ブースを訪問した。幹部の多くからは、日本のこれまでの協力への感謝と、これからも協力していきたい旨が述べられた。3日間の総入場者数は約3600人(主催者発表)で、国会議員、原子力関係者、一般市民等が来場し、盛況だった。ハノイ工大の学生をはじめ熱心にモデルの説明を聞く人たちも多かった。


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