東芝とカザトムプロム レアメタル分野で合弁 鉱山副産物を応用

東芝とカザフスタンの国営原子力企業であるカザトムプロム社は3日、レアメタル分野の製品開発等を行う合弁会社の設立に合意した。両社は2007年の日本・カザフスタン原子力エネルギー分野における戦略パートナーシップ協定のもと、ウラン鉱山開発への参画などで協力関係を深めてきた。今後許認可を取得し、今年9月設立の予定。資本金は500万ドルで、出資比率はカザトムプロム51%、東芝49%。

新会社は、ニオブやベリリウム、タンタルなどの販売および応用製品開発のほか、ウラン鉱山からの副産物である希少金属の回収・販売事業や、カザフスタン国内における新規供給源探索の検討なども行っていく。


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