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政府の融資保証提案を受入れ 米サザン社米ジョージア州でボーグル原子力発電所3、4号機の建設を計画しているサザン社は18日、米エネルギー省(DOE)から提案されていた融資保証の詳細事項を検討した結果、同社の割当て分約34億ドルを子会社のジョージア・パワー社を通じて受入れることに決定した。同計画の建設・運転一括認可(COL)が米原子力規制委員会から下り次第、最終承認・発給される。 オバマ政権は今年2月、原子炉新設計画に対する融資保証としては初めて、83億3000万ドルを同計画に提案。 保証額は出資社間で配分されることになっており、同計画に45.7%出資するジョージア社に対しては、連邦資金調達銀行から保証適格コストの7割を超えない額として34億6000万ドルを保証。その他の出資会社であるオーグルソープ社と地元・州営電力への保証額はそれぞれ約31億ドルと18億ドルで、両社ともすでにこれを受入れ済みだという。 サザン社の最近の見積もりによると、同プロジェクトの経費は総額140億ドルと見込まれており、ジョージア社の出資割当ては、資金調達コストの17億ドルを含めて61億ドルに到達。このため、同社による融資保証受入れが遅れたのは、保証を受けられない残りの出資金の調達について検討が必要だったためとの見方が有力だ。 |
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