仏首相がアレバ社への件で 三菱の資本参加期待

菅直人首相は16日、来日したフランスのフランソワ・フィヨン首相と首相官邸で会談し、世界経済をめぐる意見交換や来年のG8サミット議長国となるフランスへの協力などについて話し合った。

フィヨン首相は、原子力分野の日仏協力に関して、「仏アレバ社への三菱の資本参加に仏政府として期待している」と述べたほか、今後も日仏間で原子力分野で積極的に協力していきたい、との発言があった。

これに対し、菅首相および同席していた直嶋正行経産相からは、核不拡散や安全性の問題に配慮しつつ、協力を進めていきたい旨を述べた。


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