[原子力産業新聞] 2010年7月29日 第2536号 ＜2面＞

総合科技会議　資源配分方針決定　質の高い予算編成目指す

総合科学技術会議はこのほど、１１年度科学技術予算編成に向けた資源配分方針を決定した。「改革元年」の位置付けのもと、新成長戦略に掲げる「グリーン・イノベーション」と「ライフ・イノベーション」を対象に策定した府省横断的な施策パッケージ群「重要施策アクション・プラン」など、新たな仕組みを駆使し、質の高い予算編成を目指す。

今後、科学技術予算は、８月末の概算要求に基づき、同会議による優先度判定によりランク付けされることとなるが、今回の方針決定を受け、２６日、大臣政務官レベルの「アクション・プラン」意見交換会（＝写真）が行われ、内閣府の津村啓介政務官は冒頭、「ボタンの掛け違い」とならぬよう、省庁間の十分な連携を求めるなどした。

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