安全委 疫学、低線量発がん 線量に関する課題採択

原子力安全委員会はこのほど、今年度より新規に開始する「原子力安全研究推進事業」で実施する「線量・線量率効果に関する研究」の課題として、「疫学・生物の量的データを基にした新しい機構モデルに関する研究」(大分県立看護科学大学)と「低線量・低線量率放射線による発がん機構に関する研究」(京都大学)の2件を採択した。

本年度は、新規に約1億円の予算を計上し、「線量・線量率効果に関する研究」と「原子炉事故時のソースタームに関する研究」の2領域について、課題公募を実施したが、今回後者は採択しなかった。


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