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【わが国の原子力発電所運転速報】 8月利用率70.2%、PWR好調 福島第一3、MOX装荷原産協会の調べによると、8月の国内原子力発電所の稼働状況は、設備利用率70.2%、総発電電力量254億9591万kWh(対前年同期比7.0%増)などとなった。 炉型別には、引き続きPWRが好調で、設備利用率87.2%、一方、BWRは、日本原子力発電東海第二(点検)、東北電力女川3号機(定期検査)、東京電力福島第一3号機(定期検査)、同福島第二1号機(定期検査)、同柏崎刈羽2〜5号機(震災)、中部電力浜岡5号機(震災)、中国電力島根1、2号機(点検)の計11基が盛夏電力需要期にもかかわらず、8月中を通じ停止したため、設備利用率は58.1%と低調だった。 柏崎刈羽発電所は現在、1、6、7号機の3基が復旧しているが、続く5号機の設備健全性、耐震安全性が8月30日までに、原子力安全委員会および原子力安全・保安院により確認されていることから、地元の了承を得て、間もなく試運転入りするものと見られる。柏崎刈羽2〜5号機と、停止期間が1年に達した中部電力浜岡5号機を除くと、国内全体の設備利用率は79.4%となる。 東京電力福島第一発電所では、今秋からのプルサーマル発電開始を目指し、16〜21日にかけて、定検中の3号機原子炉へのMOX燃料装荷が行われた。また、PR施設「サービスホール」では8〜12日、開館40周年記念イベントが開かれ、工作教室、電気自動車体験など、たくさんの親子連れでにぎわった。 気象庁は1日、今夏(6〜8月)の平均気温が平年より1.64℃高く、1898年統計開始以来、最高を記録したと発表した。これまでの最高は94年。 |
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