保安院 規制情報会議 10月に開催

経済産業省の原子力安全・保安院は10月7日、8日、東京・霞が関の同省本館で、安全規制の不断の見直しと国民の理解と信頼感の醸成を図る初めての「原子力安全規制情報会議」を開催する。

同院自らがその活動を説明し、産業界や自治体、マスコミなどと集中的に議論するもの。

7日午前は、全体会合として、班目春樹・原子力安全委員長とK.スビニッキィー米原子力規制委員会(NRC)委員の基調講演の他、全体セッションとして和気洋子・慶応大学商学部教授をコーディネーターにパネル討論を行う。

同日午後から8日は、国際化と国際貢献、リスク情報の活用、燃料サイクルの安全規制、耐震安全向上、事業者と規制の役割、保安院規制活動の品質向上、ステークホルダー・コミュニケーション、高レベル放射性廃棄物処分の安全規制上の諸課題、火災防護の10セッションを設け、2会場に分かれて意見交換する。

傍聴定員は300名程度で、申し込み締め切りは17日。詳細は同会議HP(http://www.nisakaigi.jp/)参照。


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