[原子力産業新聞] 2010年9月9日 第2541号 ＜3面＞

情報システム学会　来年３月に教育関係の国際会議

情報科学・システム国際学会（ＩＩＩＳ）は２０１１年３月２７日から３０日までの４日間、第２回「教育・訓練および情報科学に関する国際会議（ＩＣＥＴＩ２０１１）」を米フロリダ州のオーランドで開催する。

いわゆる認知の発達を促す「教育」と特殊な技術分野における能力のための「訓練」は異なるものだが、これらはある意味、非常に関連性のある概念。例えば、指導や学習、Ｅラーニングの場で見られるように、これらは目標達成のために共通の手法を使う。すなわち、情報科学は教育と訓練の双方において一層増加する活動・領域の中で、その効果や頻度を向上させていく手助けとなる。

ＩＣＥＴＩでは、これら３分野の研究者や専門家、および練習生が一堂に会し、それぞれの知見や経験を集学的および学際的な雰囲気の中で共有するのが目的だ。

今年４月の第１回に続き２回目となる今回の主要なトピックは、（１）教育と訓練それぞれの分野における概念や方法論、技術、学説、慣行、技術革新（２）学生の学習・指導程度を評価する戦略としての相互レビュー、相互観察（３）Ｅラーニングやシミューレーション、ウェブ教育などの学習技術（４）オン・ラインの教育と訓練（５）ヴァーチャルな教室や大学講座（６）ゲームを利用した学習――など。

詳細・問い合わせ等は　ｈｔｔｐ：／／ｗｗｗ．２０１１ｉｉｉｓｃｏｎｆｅｒｅｎｃｅｓ．ｏｒｇ／ＩＣＥＴＩまで。

お問い合わせは、情報・コミュニケーション部（03-6812-7103）まで