科学技術カフェ in Chiba 1500人が来場 ウランゲームなど大盛況

「科学技術カフェ2010」が8月27日と28日、千葉市、放射線医学総合研究所、内藤泰春科学技術振興財団の共催で千葉市科学館「きぼーる」で開催された。昨年12月に第1回目が開催され、今年は2回目。

両日とも天候にも恵まれ、家族連れや小学生のグループなど多くの来場者があり盛会だった。昨年の来場者数は350人で、今年の目標集客数は500人だったが、27日だけで目標を上回る約700人の来場があり、2日間では目標の3倍である1500人が参加した。ブース数も昨年の19より増え、24の企業・団体が参加した。

原産協会ブースでは、わが国で唯一食品照射が認められている芽止めジャガイモを昨年に続き、来場者へ配布した。来場者には、放射線が生活の中に有効利用されていることを伝え、小冊子「ガッテン!食品照射」も同時に手渡した。

また、原子力学会の「学生連絡会」との協働で、日本原子力学会青年連絡会が作ったすごろくゲーム「GEN‐6」(=写真)と、原子力機構と東海村の住民で作った「くるくるウランゲーム」を行った。これらのゲームは、遊びながらエネルギーや地球環境問題、核燃料サイクルを学ぶことができる。ゲームは子供たちに大好評で、運営側は休憩する間もないほどだった。


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