Mo99/Tc99m安定供給検討会 6日に第1回開催

内閣府原子力政策担当室は10月6日、第1回「モリブデン99/テクネチウム99mの安定供給のための官民検討会」を開催した(=写真)。

世界的なモリブデン99の供給不足から、原子力委員会が6月1日に提出した「原子力政策大綱に示している放射線利用に関する取組の基本的考え方に関する評価」報告書で、関係行政機関が産業界・研究開発機関等の関係者と緊密に連携・協力しつつ、国としての対応について検討を進めていくことが必要であると提言したことを受けたもの。

第1回は「検討会の設置」、「テクネチウム製剤の需要・供給の現状と今後の見通し等」、「安定供給のために考えられる方策」について議論した。

座長の井上登美夫・日本核医学会理事ほか、文科・厚労両省、アイソトープ協会、放射性同位元素供給会社など12人から構成され、オブザーバーとして原子力委員会委員、文科省原子力課、日本原子力産業協会が参加。半年程度検討して、報告をまとめる。

会議は非公開だが、後日、議事概要等が内閣府ホームページで公開される。

なお、先週号1面で同検討会が10月10日に開催される予定と報道しましたが、6日開催の間違いでしたので、お詫びして訂正します。


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