日本原電 敦賀3、4号、今月着工を延期 「今後の工程は早期に検討」

日本原子力発電は21日、敦賀3、4号機の今月着工を「延期せざるを得ない」と発表した。両機とも、04年3月に、国に設置許可が申請され、現在も安全審査が継続中。設置許可申請当初、着工は07年5月、運転開始は3号機14年3月、4号機15年3月が計画されていたが、安全審査の長期化により、着工が10年10月、運転開始が3号機16年3月、4号機17年3月に繰り延べられている。今後の工程見直しについて、同社では、できるだけ早期に検討することとしている。

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西川一誠・福井県知事は25日、大畠章宏経済産業大臣と木義明文部科学大臣を相次いで訪れ、敦賀3、4号機建設計画が延期となったことに対し、事業者への指導を含めた着実な工程管理を求めるとともに、11月に運転開始40年を迎える関西電力美浜1号機の中間安全確認、エネルギー対策特別会計の堅持などを要望した。


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