国連第1委員会 賛成多数で可決 核兵器廃絶へ共同行動

第65回国連総会第1委員会は10月27日、90か国の共同提案国とともに日本政府が提出した核軍縮決議案を賛成多数で採択した。同案は日本が1994年より毎年国連議会に提出しているもので、今年は5月のNPT運用検討会議での合意を受け、タイトルを「核兵器の全面的廃絶に向けた共同行動」として、より具体的な行動を示唆する内容。

同案には154か国が賛成し、北朝鮮のみが反対。ブラジル、中国、キューバ、ギニアビサウ、インド、イラン、イスラエル、モーリシャス、メキシコ、ミャンマー、パキスタン、南アフリカ、シリアの13票は棄権。

今後、決議案は、国連総会本会議において12月初旬に票決にかけられる予定。


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