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新規導入国市場視野に 日米共同計画 国際原子力協力WG設置経済産業省はこのほど、日米原子力共同行動計画に基づく新たな作業部会として、「国際原子力協力に関するWG」を設置する署名を両国間で行なった。WGでの検討事項は、新規導入国市場における基盤整備、日米企業の海外展開にかかる政府支援、核燃料サービスに関する国際協力など。 日米原子力共同行動計画は、07年に、米国のGNEP構想に基づく研究開発、原子力発電所の新規建設支援、核燃料供給保証メカニズムの構築などの協力促進を目的として開始された。 今年3月の同計画下の日米原子力運営委員会で、新規導入国における日米協力を発展させるため、新たな作業部会の設置に向けて検討を進めることとなり、結果、10月25日、両国政府間で、「国際原子力協力に関するWG」設置に関する署名に至った。 WGでは、原子力新規導入国において、原子力安全、核不拡散、セキュリティを確保するため、人材育成、制度整備、インフラ整備の支援のあり方の他、日米企業の海外展開に関する投資環境整備、フロントエンドからバックエンドまでの核燃料サービスに関する国際協力枠組の構築などについて意見交換を行なう。 |
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