インド カイガ4号機を送電網に接続

インド原子力発電公社(NPCIL)は19日、インド南西部カルナタカ地方で建設中だったカイガ原子力発電所(=写真)4号機(加圧重水炉、22万kW)を国内送電網に接続したと発表した。

昨年11月に初臨界を達成した同炉はインドで20基目の商業炉となり、同国の原子力発電設備容量は478万kWとなった。また、カイガ原子力サイト全体の設備容量は88万kWとなり、タラプール発電所の140万kW、ラジャスタン発電所の118万kWに次ぐ規模に達している。

カイガ発電所はカクラパー、マドラス、ナローラの3原子力発電所と同様、国際原子力機関の保障措置下に入っておらず、インド国産のウラン燃料を使用。発電電力は地元カルナタカのほか、アンドラ・プラデシュ、タミルナドゥなどの地域に供給される。


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