IAEA 調査団が活動開始 2回目の訪日者も

福島第一原子力発電所の事故に関するIAEA調査団メンバーが24日までに来日、一行は6月1日までの日程で、関係省庁との会合、現地視察などを行う。24日は、海江田万里経産相を表敬し、会談した。

今回、来日したメンバーは、団長のマイク・ウェイトマン英国原子力規制機関長(=3面)ら計18名で、地震、津波、使用済み燃料管理、安全解析・深層防護、シビアアクシデント、放射線影響、防災活動などの専門家がそろっているほか、副団長のフィリップ・ジャメ・フランス原子力安全機関委員、アルゼンチンのアントニオ・ゴドイ氏など、07年の中越沖地震に伴う調査団に参加した専門家もいる。

調査団は福島第一発電所、同第二発電所、日本原子力発電の東海第二発電所も視察、調査結果は6月下旬のIAEA閣僚会議で報告される予定だ。


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