青森県 三村現職知事が大差で3選

任期満了に伴う青森県知事選が5日に行われ、即日開票の結果、現職で自民・公明推薦の三村申吾氏(55)が34万9274票(得票率74.53%)を得て3選となった。福島第一原子力発電所の事故を受けて県内の原子力発電対応も争点となったが、同氏は県独自に安全性を検証する委員会を設立する計画を掲げ、「安全なくして原子力なし」と主張して県民の不安払拭に努める姿勢を見せていた。

他に無所属新人で民主・国民新推薦の元県議山内崇氏(56)と、共産公認の新人で党県書記長の吉俣洋氏(37)が立候補したが、それぞれ8万3374票、3万5972票で敗れた。山内氏は計画中の2つの原子力発電所の凍結を主張、吉俣氏は脱原子力を掲げていた。


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