[原子力産業新聞] 2011年6月30日 第2580号 ＜4面＞

福島第一事故収束作業員を募集　原産協会

日本原子力産業協会は東京電力の協力会社からの依頼を受け、会員会社などに対して福島第一原子力発電所事故の収束作業に関連する作業員の斡旋に協力している。

募集職種は（１）電気工（高圧・低圧端末処理、配線処理）（２）溶接工（３）トラック・トレーラーの運転手、クレーンの操作者で、それぞれ若干名。

就業場所は福島県の福島第一原子力発電所１〜４号機で、宿舎は別途用意、現場へは車で送迎。

作業内容は、事故の収束工事などに係わる作業で、資機材運搬、作業準備・片付け作業、配管フランジ等の接続、ケーブル結線など。

就労期間は、この８月から数か月間、具体的には雇用企業と相談。

経験・資格等は、（１）原子力発電所での作業経験があること（２）募集職種の電気工では第１種または第２種電気工事士資格を有していればなお可（３）６５歳までの男性。

どの程度の被ばく量を想定するかの線量管理は、３０ｍＳｖ／緊急作業。ただし各社にて管理値を設定している場合には、別途雇用企業と相談。

協力いただける場合、同協会に（１）社名、担当者名、連絡先（メールアドレス、電話番号）（２）不明な点・協力条件など確認すべき項目（３）協力概算人数――を連絡。

本件の詳細問い合せ・連絡先は同協会総務部（電話０３‐６８１２‐７１００、ＦＡＸ０３‐６８１２‐７１１０、メールアドレス　ａ−ｍｏｃｈｉｚｕｋｉ＠ｊａｉｆ．ｏｒ．ｊｐ）まで。

お問い合わせは、情報・コミュニケーション部（03-6812-7103）まで