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日弁連が意見書 原子力発電とサイクル撤退を日本弁護士連合会は15日、「原子力発電と核燃料サイクルからの撤退を求める意見書」を取りまとめ、関係大臣、原子力安全委員会、電力会社などに提出した。 それによると、「原子力政策を抜本的に見直し、原子力発電と核燃料サイクル政策から撤退すること」を要求し、具体的には(1)計画中・建設中を含む原子力発電所の新増設を止め、再処理工場、高速増殖炉などの核燃料サイクル施設は直ちに廃止(2)福島第一および第二原子力発電所、敷地付近で大地震が発生することが予見されるもの、運転開始後30年を経過したものは、直ちに廃止する(3)上記以外は、10年以内のできるだけ早い時期にすべて廃止する。廃止までに、安全基準について国民的議論を尽くし、安全基準に適合しない限り運転(停止中の原子力発電所の再起動を含む)は認められない――と主張している。 今後のエネルギー政策については、再生可能エネルギーの推進、省エネルギーおよびエネルギー利用の効率化を政策の中核とするべきと強調している。 |
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