サイトで追加の準備作業を申請 UAE

アラブ首長国連邦(UAE)の首長国原子力会社(ENEC)は16日、同連邦初のブラカ原子力発電所建設計画で、建設認可取得前に追加で準備作業が行えるよう連邦原子力規制庁(FANR)に要請した。

ENECはアブダビ首長国西部のブラカで韓国製の140万kW級改良型PWR(APR)1400を4基建設する計画を進めており、昨年12月に1、2号機の建設許可を申請した。審査には1年近く要するため、FANRは昨年7月、サイトでの限定的な準備作業を認可していた。

ENECが新たに承認を要請した準備作業項目は、1、2号機用原子炉建屋のコンクリート打設準備として、(1)掘削場所の底部表面の地ならし(2)スチール鉄筋、埋め込み配管、電導管および電気接地材の敷設――など。

1、2号機の完成はそれぞれ、2017年と18年に予定されている。


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