伊方発電所地盤改良工事が受賞 3R表彰

発生抑制、再利用、再生利用の「3R」の取組を啓発する「リデュース・リユース・リサイクル推進功労者等表彰」の受賞者が、このほど発表され、本紙関連では、四国電力の伊方発電所内地盤改良工事で発生する建設汚泥の再生利用に関し、同社と鹿島・奥村・間共同企業体が会長賞を受賞。

同工事は、伊方発電所内の荷揚岸壁エプロン部の耐震性向上のため実施する地盤改良工事で、地中に挿入したロッドから固化材を高圧噴射し、改良対象地盤を切削しながらセメント固化材を造成する「高圧噴射かくはん工」。同工法では、副次的に廃泥が地上に排出されるが、最終処分場の残余逼迫の状況から、同一現場内で建設汚泥処理土に処理し、路床材として再生利用する。

「3R」表彰は、「リデュース・リユース・リサイクル協議会」(会長=細田衛士・慶應義塾大学経済学部教授)が毎年実施している。


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