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2011年の原子力界の主な動き▽東北地方太平洋沖地震発生、――大津波襲来で福島第一が冷却不能、1〜3号機で炉心溶融、過酷事故発生で「原子力災害」に。 ▽政府、放射能放出で避難指示、飲食物の出荷・摂取制限等発令、産業・住民生活への影響拡大。 ▽東電、事故収束の「道筋」示し、年末に冷温停止状態に。 ▽政府、国会で福島事故に関する調査・検証が進む。学協会による提言、シンポ開催、国際ミッションも。 ▽放射線モニタリング、除染戦略、健康調査など、被災地の環境回復・住民帰還への取組み始まる。 ▽エネルギー政策の見直し始まる。民主党「原発への依存度低減」の方向で来夏にも成案。 ▽福島事故契機に原子力安全規制組織の見直し進む。「規制と利用の分離」、「一元化」方針で、来年度に新組織が発足。 ▽露・韓・越・ヨルダン各国との原子力協定締結、国会で承認。 ▽リトアニアのビサギナス原発建設計画で日立と日立GEが優先交渉権獲得。 ▽UAEが国内初のブラカ原発建設計画で起工式。 ▽韓国安全委員会が福島後初めて、新設計画2件に建設許可。 ▽ロシアの規制当局、バルチック原発建設計画に建設許可発給。 ▽米規制委がボーグル3、4号機計画で最終安全評価報告書発行、COL発給にメド。 ▽中国で福島事故後初となる嶺澳2期―2が営業運転開始。 |
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