福島市内で初会合 国会事故調

国会の東京電力福島原子力発電所事故調査委員会(委員長=黒川清・元日本学術会議会長)が12月19日、福島市内で初会合を開催した。

当日は、事故後の福島の状況について、地元・大熊町で花屋を経営し、現在は会津若松市の仮設住宅で避難生活をしている蜂須賀禮子委員(大熊町商工会会長)から話を聞いた。また、委員会の下に(1)事故調査(2)被害調査(3)政策調査(4)政策提言――の4つのワーキンググループ(作業部会)を設置することを決めた。

今後、国際原子力機関(IAEA)の報告書や東京電力の社内事故調査、政府の事故調査・検証委員会の中間報告などを比較して矛盾点などを検証していき、今年6月を目途に報告書をまとめ、衆参両議院の議長に提出する。


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