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原子力担当相が訴追受け交代 英国英国のD.キャメロン首相は3日、エネルギー気候変動省(DECC)のC.ヒューン大臣から辞意を表明する書簡を受け取ったと発表した。後任には同大臣と同じく、キャメロン保守党政権が連立を組んでいる第3党の自由民主党からE.ディビー議員(=写真)が就任した。 ヒューン氏の辞任は英国検察庁(CPS)が同日、同氏および同氏の元妻を司法妨害で訴追するとの声明を発表したことによる。それによると、2003年にヒューン氏の当時の妻はエセックス州でスピード違反を犯したとされていたが、同州警察のその後の調べで、実際に違反車を運転していたのはヒューン氏本人だったことが判明。同氏および違反に関して虚偽の届け出をした元妻は刑事責任を問われ、今月16日に治安判事裁判所に出頭するよう召還命令を受けている。 ディビー新大臣はロンドン大で経済学の修士号を取得後、自民党の上級経済アドバイザーなどを経て1997年に議員当選。2001年以降は同党の「影の内閣」で財務大臣や教育大臣、外務大臣などを務めていた。 DECC大臣就任に際しディビー新大臣は、「前任者と連立政権の優先課題を自分の優先課題に据えて働く」と明言。グリーン・エネルギーの雇用と投資により、グリーン経済を築いていきたいとの抱負を表明している。 |
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