[原子力産業新聞] 2012年2月23日 第2611号 ＜4面＞

リアルタイム測定結果ＨＰ公開　文部科学省

文部科学省では、東京電力福島第一原子力発電所事故を受けて、福島県内の学校や公園などの空間線量率について、リアルタイムの測定結果をホームページ上で試験的に２１日から公開した。新年度から本格的に運用する。

リアルタイム線量測定システムを２７００台（第１次補正予算で６００台、第２次補正予算で２１００台）を設置し、装置周辺の空間線量率の平均値やトレンドグラフをホームページ上で公開する事業を立ち上げ、昨年１１月から装置の設置作業を開始、今般、概ね設置が完了したもの。

なお、現時点で設置場所の調整を行っている箇所が約３０箇所あり、引き続き設置作業を早急に進め、設置完了したものから順次、ウェブサイト（ｈｔｔｐ：／／ｒａｄｉｏｍａｐ．ｍｅｘｔ．ｇｏ．ｊｐ／ｊａ／）で公表していく。

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