[原子力産業新聞] 2012年3月1日 第2612号 ＜2面＞

今春に原発再稼働見通し示す　経産相

衆議院の２月２３日予算委員会で１２年度予算案の集中審議が行われ、公明党の竹内譲氏（比例・近畿）が、今夏の電力需給状況を早急に示さなければ国内産業に大きな悪影響を生じさせると迫ったのに対し、枝野幸男経産相は、「原子力発電所の再稼働の課題も含め、３月末か４月はじめには何らかの見通しを示さなければならない」などと述べた。

現在、国内の原子力発電所で稼働中のプラントは２基のみとなっており、定期検査に伴う停止炉の再稼働が喫緊の課題となっている。

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