福島原発事故含め計21件 経産省 2010年度の原子力トラブルまとめ

経済産業省は5日、10年度の同省が所管する原子力施設の事故故障件数は計21件で、そのうち発電所が計16件、原子炉1基当たりの件数は約0.3件だったと発表した。INES評価が「レベル7」となった福島第一発電所事故も含まれている。

INES評価の対象となった事象は計20件で、東北地方太平洋沖地震に伴う福島第二発電所の事故故障については、号機によって、レベルが異なるため、個別にカウントした。同所のINES評価は、1、2、4号機が「レベル3」、3号機が「レベル1」となっている。


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