制度設計に疑問の声 川俣町 原賠制度説明会で

原産協会は6月21日、川俣町役場職員を対象として原賠制度の説明会(=写真)を同町中央公民館で行った。同協会が実施している福島の復興支援活動の一環として自治体を訪問する中で、川俣町から開催の提案を受けて実施されたもの。

原産協会から、(1)一般的な損害賠償について、(2)原子力損害賠償制度の概要、(3)原賠制度に基づく原子力損害賠償、(4)原賠制度の見直しに向けて――について説明した後、質疑応答が行われた。

参加者からは、賠償の範囲、指針や法律の解釈についての質問があったほか、地元のことを分からない人間が指針策定や制度設計を行うことへの疑問や、賠償金支払いの迅速化に対する要望が投げかけられた。


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