希ガスとヨウ素分布発表 保安院 広域SPEEDI情報

原子力安全・保安院は6日、昨年の東京電力・福島第一原子力発電所の事故直後の3月17日に、日本原子力研究開発機構から同事故に伴う広域の放射能拡散予測結果の提供を依頼し入手したものを公表した。

同機構が緊急時迅速放射能影響予測ネットワークシステム(SPEEDI)の世界版として開発してきたWSPEEDI‐Uを使った放射能拡散予測結果。

希ガスに絞って試算したものと、ヨウ素131(半減期8.04日)の地上濃度分布(東日本域)に焦点を当てたものの2種類。このうち事故発生から比較的早い3月13日午前10時時点の試算(=上図)と、同15日午前10時時点の試算データ(=下図)を紹介する。


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