ルーブル美術館展を開催中 福島県立美術館

7月28日から、福島県立美術館(福島市森合)で、「ルーブル美術館からのメッセージ:出会い」が開幕した。仏ルーブル美術館が、昨年3月の地震・津波・原子力発電所事故の被災者たちとの連帯の意志を表明するため、盛岡・仙台の地で東北3都市巡回展として開いてきたもので、最後の福島県立美術館では9月17日まで開催。

同展では、「出会い」をテーマに「聖なる対話」「聖なる愛、世俗の愛」「三美神」を構成の柱として、素描、絵画、美術工芸品、彫刻など、紀元前2000年に始まる古代オリエント、エジプトから、古代ギリシャとイスラム美術、さらには中世と近代の西ヨーロッパという時間的・地理的な側面から、ルーブル所蔵の23点を展示。

同県立美術館は事故を起した福島第一原子力発電所から約60キロメートル以上離れており、展示ホール内の放射線の空間線量は通常レベルだという。入場料は一般600円。


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